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KADOKAWA / 角川書店
¥ 3,804
(2015-03-06)
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原題:NOSTALGHIA / 製作年:1983年 / 製作国:イタリア、ソ連 / 上映時間:126分 / 日本公開日:1984年3月 / 映倫:G
監督:アンドレイ・タルコフスキー / 脚本:アンドレイ・タルコフスキー、トニーノ・グエッラ / 音楽:
出演:オレグ・ヤンコフスキー、エルランド・ヨセフソン、デリア・ボッカルド、ドミツィアーナ・ジョルダーノ
ストーリー: ソ連を離れ“亡命者”となったタルコフスキーの初の異国での作品であり、祖国を失ってさまよう彼の心情が如実に出た、哀しく重厚で、イマジネーションに溢れた映像詩。自殺したロシアの作曲家の取材のためにモスクワからイタリアに旅行に来ている作家アンドレイ・ゴルチャコフは、温泉の街バーニョ・ヴィニョーニで老人ドメニコに出会う。ドメニコは世界の終末を信じ、7年間にもわたって家族を幽閉したため周囲からは奇異な目で見られていた。彼はアンドレイに「ロウソクに火を灯し、それを消すことなく温泉の広場の端から端まで渡れたら、世界が救済される」と言い残し、ローマに発つ。マルクス・アウレリウス像の下で人々に目を覚ませとアジテーションを行ったドメニコは人々の見守る中で焼身自殺。その頃、アンドレイはドメニコの言葉通り、ロウソクに火を灯し温泉を歩き出していた……。